海外留学流行りで、インターネットで海外留学と打ち込めば数限りないエージェント(斡旋団体)の名前が出てきます。国、期間、スタイル、とにかく選択肢も多く、お金と時間さえあれば気軽に留学できてしまうという環境が整っています。だからこそ、事前にきちんと考えたうえで海外留学を決定することが大事です。特に、仕事を辞めて留学しようというみなさんには十分に考え、下準備を万端にしたうえで留学を決行してほしいのです。
以下の点は特に留意してほしいポイントです。
■何をメインに身につけたいのかを決定しよう
学位を取得したいのか、語学力をアップしたいのか、何かの特殊なスキルをアップさせたいのか、国際交流をしたいのか、異文化を体感したいのかなど、留学で得られるものは無限大ですが、一番の目的はくらいははっきりさせておくべきです。目的意識がないと長期観光旅行と変わらないことにもなり兼ねませんよ。
■ある程度の語学力は事前に身につけておこう
英語圏、フランス語圏、スペイン語圏……どこの言語圏に留学するにしても、語学力ゼロで行ってはいけません! 『行けば喋られるようになる。どうにかなる』という言葉をよく聞きますが、それは絶対に嘘です。ずっと住むなら別ですが、留学期間は限られています。その限られた時間で使える言葉を話せる、聞けるようになるためには、事前に勉強をしなくてはダメです。キャリアアップを目指しての留学ならなおさらです。
■学びたいことが本当にキャリアアップにつながるのか?
大学で学位を取得しようといういう人、専門学校などで勉強しようという人は、その勉強が将来、本当に自分のキャリアアップに活かせるのか? ということをじっくり考えてみてください。特に学位取得にはかなりの時間とお金もかかります。それらを無駄にしないためにも事前の検討は重要です。
■経済的に問題はないか?
国によりますが、留学生のアルバイトはある程度は許されるものの、労働時間などにかなりの制限があります。「お金がなくなったら、アルバイトすればいい」といって、お財布が軽い状態で留学はするべきではありません。イギリスでは、半年以上の期間にわたり週15時間以上のフルタイムの授業を受講し、学生ビザを取得できた者だけが週20時間だけアルバイトをすることが許されています(観光ビザの場合は不可です)。これだけではとてもじゃないですが、生活費をまかなうのは無理。大学に通ったりするならなおさらです。日本の大学と違って、アルバイトする時間がないほど勉強漬けにならないと卒業はできません。
留学中のアルバイトの制限は各国の入国管理局のサイトをチェックしてみてください。また、どうしても働きながらというのなら、ワーキングホリデー制度を利用するのがベストです。